アオダイショウ骨格(320×240)

 

ヘビ・・・
その独特な姿や生態に、
好きな人と嫌いな人が結構はっきり分かれますよね。

生き物としては非常によくできた生き物です。
しかし、ストレスに対しては、
これほど弱い生き物がいるのかというほど弱い性質もあります。

だからこそ、そのギャップや生態に魅かれて、好きな人は好きなのかもしれません。

「好き」「嫌い」は、あくまでも「個人の趣味」の問題なので、人によって感想がわかれるのはどちらでも良いと思いますが、
ヒトが好こうが嫌おうが、自然にとっての位置づけや事実は変わりません。
ヘビの自然の一員として生態系を支えたり、人の暮らしに対しても、ロボット開発のヒントとなったり、様々な重要な役割があります。

そんなヘビについてのお話です。

 

Q. ヘビって獲物を飲み込む時に、あごの骨を外すって本当?

答えは骨格に隠れています。
改めてヘビの頭骨を観察してみてください。

アオダイショウ骨格(320×240)

 

これはアオダイショウの骨格ですが、あごの先端をみていただけると、つながっていないことがわかります。

通常時はこれを閉じさせた状態ですが、ものを飲み込む時はここを広げて捕食します。
左右に分かれたあごは、左右ばらばらに動かすこともできるため、交互の動作によって喉の奥へと獲物を飲み込むのにも一役買っています。

なので
「あごをはずす」
という表現は、人のあごと同じ感覚では間違いとなります。

正確には「あごの先端が普段閉じているものを広げる」ということになります。
また同時に、あごの後ろ側に伸びる「方骨(ほうこつ)」と呼ばれる骨をバネ状に利用することで、
あごを大きく開けることが可能になっているのです。

地震に強い建物かどうかが骨組で左右されるように、
骨格をみると、こうした生き物の特徴や仕組みを学ぶことができます。