黄金虫は金持ちだ~♪
金蔵建てた蔵建てた~♪

この童謡、ご存知でしょうか。
小さい頃に歌ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。

この童謡で歌われている「コガネムシ」。

たしかにコガネムシという昆虫はいますが、
この歌に関して言えば、ここでいうコガネムシは「コガネムシ」ではなく、「ゴキブリ」を指すとされる説があります。

ゴキブリの名前は、
『「御器(ごき)」を「かぶる」』
というのに由来しています。

要は、「食卓に集まってきてしまう虫」ということです。

その昔は、食べ物が豊富で暖かい部屋のあるお金持ちの家にはゴキブリがいたもの。
つまり、「金持ちの象徴」とされました。

今のように、豊かな暮らしではない時代に作られた歌です。
お金持ちの家には、ケーキや、パンをはじめとした、さまざまな美味しい食材が集まっていたわけです。
ゴキブリは、そうしたエサを求めて、やってきていたことから、このように歌われたと考えられています。(諸説あります。)

ちなみに、この歌を作った「野口 雨情(のぐち うじょう)」の故郷である茨城県では、
ゴキブリのことを「コガネムシ」や「カネムシ」と呼ぶ習慣があったとも言われているようですね。

 

今は、みんなが食べ物も豊富で暖かい部屋に住むようになった時代。

あなたの家にゴキブリが出ると言うことは、
昔の人から見たら、非常にうらやましい家なのかもしれません。