私たちヒトには、『方言』があります。
日本国内だけで考えても、
東北、沖縄などなど様々な方言があります。

では、はたしてこの「方言」は、
人だけのものなのでしょうか。

 

結論から言うと、人以外の動物にも「方言」と言えるような現象は確認されています。

 

例えば、鳥の仲間では方言が確認されているものが多いですし、
イヌ、オオカミなどの仲間においても、アメリカの研究では21種類の「方言」と呼べる鳴き声の違いが確認された、なんて事例もあります。

「私たち人間の言葉が、なぜ今のように発達してきたのか?」
こうしたことの解明にも、動物の音声コミュニケーションの研究が役立つとも考えられています。

ある特定の動物種内で『音声(鳴き声)コミュニケーションの違い』が生まれているという現象は、私たちが普段使っている「言葉」に近い現象とも言えるからですね。

特に社会性をもつイヌやオオカミならなおさらですね。
そうした意味で、動物の音声コミュニケーションを解読していくことは、私たち自身の解明につながるかもしれないと、注目されたりするわけです。

自然、生物を調べていくことは、私たち自身について知ることにもつながるものです。