説明!ダーウィンの進化論とは?
進化論で有名な「ダーウィン」。
皆さん一度は聞いたことある名前だと思います。
ダーウィンとは、「生物の進化のしくみ」を発見したイギリス人で、このダーウィンの発見したしくみを「進化論」といい、今の進化学を学ぶ上で、基本的な考え方になっています。
ダーウィンが発見した進化の「しくみ」は、一言でいうと、
「より環境に適応したものが、生存競争に勝って、生き残ってきた」というものです。
「選択的に生き残ることができた」ことから、「自然選択説」と呼んでいます。
この進化論発見のきっかけになったのは、ガラパゴス諸島。
ダーウィンは、このガラパゴス諸島の生き物を観察しているうちに、この「自然選択」を発見したそうです。
このダーウィンの名がついた「ダーウィンフィンチ」と呼ばれる鳥がいます。
・虫を食べるのは、虫を食べやすいクチバシ
・木の実を食べるのは、木の実を食べやすいクチバシ
このような、捕食対象に合わせた形になっていたのです。
このような生物の現象から、
「その場所」で「その食べ物を得る」ために、「より適したつくりをもつ」ように生まれてきた生物が生き残り、「進化」という現象が起きた、というように考えられました。
ただ実際は、このダーウィンの進化論だけでは説明できないこともあります。
生物は、複雑です。
この進化論は考え方の基礎として大切なことですが、これですべてを片付けることができないことも、同時に理解しておくのが良いです。