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表面がテカテカしていて、ウネウネしていて、
野菜などを食べてしまうことでも知られる「ナメクジ」。

「気持ち悪い」と嫌われるケースの多い生き物かと思いますが、
一方で塩をかけると縮んで死んでしまうということでも、とても有名な存在です。

では、
ナメクジに塩ではなく、砂糖をかけるとどうなるのでしょうか?

結論から言えば、塩と同じようなことが起こります。

そもそも、ナメクジに塩をかけると縮む理由は、浸透圧による作用です。

ナメクジの体の表面で、物質の濃度が濃い方に向かって、水分が移動し、
体の中から水分が奪われることによって縮んで行きます。

普通、こうした物質の濃度というのは、だんだん拡散して、全体で一定の濃度になるような働きがあります。

これを満員電車で例えると…、
例えば、あなたがある2両編成の電車に乗っていたとします。

あなたが乗っている車両は、通勤ラッシュ状態。

でも、となりは、席がガラガラに空いています。

当然、隣の車両へ移動するでしょう。

他の人も同じこと考えます。

これが続くと、気付いたら、どちらの車両も同じくらいの人数に分散されて、
車内の密度が一定になるはず。

こうした現象が起こります。

ナメクジの体表面の場合、塩や砂糖は、ナメクジの体内に侵入することができません。

なので、体内と体外の濃度を同じにしようとする力が働き、
体内にあった水分が外に出ていき、塩を薄めようとするのです。

『濃度の濃いものと薄いものが隣り合ったとき、その濃度を一定にしようとして、
薄いものに含まれる水分が、濃い方へ移動して、薄めようとする』

このようにして、ナメクジから水分が奪われます。

原因はあくまで「濃度の差」。

なので、塩ではなく、砂糖をかけても、濃度差はでるので、
「ナメクジに砂糖をかけてもしぼむ」ということが起こるのですね。

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