毒ハチミツとなる植物の花
今回は、ちょっと変わったハチミツのお話です。
このイラストのお花、シャクナゲです。
公園によっては「シャクナゲ園」などが整備されていることもあるので、シャクナゲファンの方もいらっしゃることと思います。
このシャクナゲは、見て楽しむ分には、とてもきれいな花ですが、ハチミツにすると毒になります。
諸説あるかと思いますが、戦争の戦術として使われた歴史もあるとか。
戦争で相手国が攻めてくるときに、そのエリアにシャクナゲの仲間の花から作られたハチミツを設置。
厳しい戦争の最中、疲れた軍兵は、
「お!いいものがある!!」とハチミツを食べます。
すると、昏睡状態に陥り、
倒れたところで、とどめを刺されれてしまう、という戦略があったらしいです。
歴史の専門家ではないので、詳細は語れませんが、このようにシャクナゲの仲間の花から作られたハチミツには、
毒性があるとされています。
人を殺すものではなく、昏睡状態にする働きがあるとされます。
そもそも ミツバチにとって毒なのであれば、ハチ自体も死んでしまい、ハチミツが作られることはありません。
しかし、ミツバチには毒性がない、あるいは毒性が低い場合は、ハチミツとして作られてしまいます。
これが人に対して毒性がある場合、ハチミツとして食し、私たち人がその被害を受けるということが起こりうるのです。