生き物の隠れる技術カモフラージュ [隠蔽擬態]
この写真の中には、ある生き物が一匹隠れています。
見つけられますか?
(画像をクリックすると大きくみることができます。)
なかなか上手に周りの風景に溶け込んでいます。
こういった生き物の隠れる技術のことを隠蔽擬態(いんぺいぎたい)といいます。
よく、「擬態(ぎたい)」と一言で言われることが多いですが、
擬態にもパターンがあり、大きく分けると2種類に分かれます。
一つは、今回のように隠れる擬態 = 隠蔽擬態(いんぺいぎたい)
もう一つは、他の生き物に似せる = 標識擬態(ひょうしきぎたい)
というものです。
隠蔽擬態は、捕食者に見つからないようにする、生き残り戦略です。
カエルやバッタが緑色をしていて草木に隠れたり、
セミが樹皮に似せたような色や模様になっているのは、この戦略によるものです。
みなさん見つけることはできましたでしょか。
答えは・・・・
カエルが隠れていました。